どうもです。
ホームレスの人しか売ることができない雑誌、『BIG ISSUE(ビッグイシュー)』を始めて購入しました。いつかは購入してみたいと思っていた300円の雑誌。
東京方面に出かける用事があった帰り、電車に乗ろうと駅に向かっていると、ホームレスの方がBIG ISSUEを売っていました。一旦は素通りしたのですが、その後立ち止まってしばらく考えました。「初めてだし、買うの勇気いるなー」とか今の時代、派遣切りとかいろいろあるし大変そう」とか、「雑誌の特集をテレビでやってたし買ってみたいなー」とか。なんだかんだ考えているうちに、いつのまにか自分の足はホームレスの方に向かっていました。
経済的に厳しい生活を送っている方が多い中で、非常勤とはいえ仕事のある自分は幸せで、困ったらいつでも帰っておいでと言ってくれる家族、よりどころとなる故郷をもっている私は全然恵まれています。自分は忍耐力がないので、お金を切り詰めて我慢しながら生活をしていくのは苦手です。ただ同じ時代を生きる人たちと支えあいながら厳しい時代を乗り越えていきたい、そのために自分のお金が使われるのなら自分も社会の一員であるという自覚がもてるし、なによりも誰かの役に立っているという事実が嬉しい。私が支払う300円でこの人の生活が少しでも改善されるならいいな、という想いで雑誌を購入しました。「頑張ってください。」とひとこと声をかけ、雑誌をもらいました。
今回の特集は「野宿問題」。仕事や家がなければ、人はまともな生活を送れないでしょう。経済的に弱い立場の人々にも、仕事や家は最低限保障しなければ、貧困から抜け出すことは困難です。政治は動くのに時間がかかるから、すべて政治を頼りにはできない。政治が動かなければ、我々ひとりひとりができることからやればいい。厳しい時代だからこそお互いがどこかで支えあいながら生活していけば乗り切ることができるような気がするのです。人の繋がりが希薄な都市であっても、必ずそれは実現できる。「BIG ISSUE」はそのひとつの証明であるように感じます。