合唱曲『虹』を考える
どうもです。
前回に引き続き『虹』の話題。歌詞を考えてみようと思います。
この曲は『虹』といいますが、歌詞の中に「虹」というフレーズは1度しかでてきません。でも虹を連想させる構成になっている気がします。
雨がやんで晴れに変わろうとする「束の間というとき」に、虹は姿を現します。人間の人生の中での「出会い」や「別れ」、「喜び」や「悲しみ」は、虹のように「束の間」の出来事です。人生の中で、人はきっとひとつひとつの大切な「瞬間」を求めて生きているのだと思います。
いくら時代が流れても、自分に刻まれた大切な「瞬間」は決して消えません。時代が過ぎ去ってふと空を見上げたとき、子どもの頃に見た空と同じ青空が広がっている。雲が流れ、どこまでも広がる空に想いを馳せながら、人はまた次なる「虹」を追い求めて未来を見つめる。
虹と人間の人生を重ね合わせたこの曲は、NHK合唱コンの課題曲で対象とされた中学生にはぴったりの曲だと思いました。曲にこめられた想いをしっかりと感じ取って歌いたいもんです。ただし曲の解釈は人それぞれです。この文章も私の勝手な解釈です。ただ重要なのは、曲をつくった人と解釈が合っている合ってないの話ではなくて、曲の意味を考えることにあると思います。人の想いを読み取る、作品のこめられた意味を考える、なかなか難しいことですが、とても大切なことだと私は考えます。
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